昼寝
午前10時出勤。久しぶりに高輪プリンスを回る、遠回りコースで品川から学院まで歩き、朝から汗みずくになる。スタッフの羽生さんに
「暑いね!」
と声をかけると
「そうですか?」
彼女はカーデガンをはおっている。
授業前、2年生に向けて、松浦さんがアメリカ解剖実習の宣伝をやる。彼女の母校であるオレゴン州、ウエスタン・ステーツ・カイロプラクティック大学への、この実習ツアーも今年で3年目となる。一昨年の第1回にはボクも同行した。シアトルからポートランドまでプロペラ機で飛ぶのだが、プロペラの真横の席に座ってしまった。あれってすごく恐いものです。
座学は頸椎の椎間板ヘルニアに入る。ヘルニアとは?
椎骨(背骨の骨)同士の間を結ぶ軟骨組織が椎間板。椎間板は中央にゼリー状の核があり、それを線維輪(せんいりん)という膜が包み込む形になっている。
線維輪が破れ、核が飛び出したものが椎間板ヘルニアである。破れた線維輪が痛い。また飛び出した核が付近の神経を圧迫する。で、痛いわ、腕はしびれるわの大騒ぎとなるのである。
実技は、また治療のデモンストレーション。うーん、そろそろ皆さん、分かってきたでしょ。これができてりゃ一通りの治療業務は成り立ちます。頑張って下さい。
←教壇からの風景。もちろん休み時間中。
夕方、1時間ほど昼寝をする。2年生の授業はマンツーマン形式だから、昼・夜間部のべでほぼ6時間しゃべり続けることが珍しくない。そりゃたまには疲れます。
←2年生Mさんからのプレゼント。治療院勤務のかたわら、自分のために作ったものだそうである。
2年生を送り出し、地下の事務局にこもって、一人で夕食。いつものヤツ=鳥の唐揚げのタルタルソースがけ丼、サラダ、デザートにサバラン。
その後、珍しく残業。通常、昼・夜間部の間の時間にこなしている仕事を片づける。講義日誌の記入、経理帳簿のチェック、チャート教材のメンテナンス…。
その日講義した部分のスライドとマニュアルの手直しも重要だ。頭に入っている知識については、やはりアドリブで喋ってしまう。が、それだといけないのだ。同じ内容で来期も喋れるかどうかが保証の限りでないし、昼間部、夜間部、準本科で、内容に差が出てしまう可能性も常にある。というわけで、いつやってもなるべく同じ講義内容になるよう、マニュアルやスライドを書き換える。地味だなぁ、やってること。
就寝、日が変わって午前1:30。
| 固定リンク
« コンピューターの買い置き | トップページ | オフ »
