スワンベーカリー
午前5:45ほどに目が覚める。いつも通りの時間で出勤し、午前9時、学院に着く。もちろん電車は空いているが、5月4日ほどではない。
授業再開。今日は1年生の日。皆さん元気っすか? 時差ボケ、遊びボケ、寝ボケなど、大丈夫ですか?
講義、座学は脳梗塞、ボクの実技部分はまだカイロプラクティック概論が続いている。が、いよいよフィナーレ近くだ。カイロプラクティックの治効理論、つまり何故カイロプラクティックは「効く」のか、という部分の説明である。
今日、理性的な検討に値するカイロプラクティックの治効理論を列挙すると、ざっと以下のようになろう。
①ゲートコントロール機序による鎮痛・和痛
②関節内外の癒着の剥離
③体性自律神経反射
難しそうでしょ? そりゃそうです、一応学校ですから。
上にプラシーボ効果を加えて考えたがる人もいる。プラシーボとは? 患者さんの精神的な部分への治療効果である。いろいろ種類があるが、例えば術者に手で触れられ、暖かい言葉をかけられ、励まされと、そういったことによる効果など、である。
以上、カイロプラクティックの3大、プラシーボを加えれば4大、治効機序(効く仕組み)でした。本ブログの趣旨(ワタシの人となりを分かっていただく)からして、これ以上詳しくはできません。
講義後、新入生だけちょっと残ってもらって、フェンサースタンスのテスト。早くも実技テストだ、簡単なやつだけどね。
フェンサースタンスとは? フェンシングの選手の立ち方に似ているので、この名がある。カイロプラクティック手技を行う上で最も基本となる、大切な立ち方だ。
予報通り、日中、雨となる。雨中、五反田図書館まで歩き、予約していた『はばたけスワンベーカリー』を借りる。
スワンベーカリーとは、あのクロネコヤマトの宅急便の生みの親、小倉昌男さんが主催するパンの製造販売チェーン店である。障害者の方々を優先的に雇用し、自立支援することを目指している。
最近は、うるさがられるんで、あまりしないが、ちょっと前までは、直営店の院長には小倉さんの『経営学』を読ませたものだ。いい仕事をしたければ上を見てちゃ駄目、目の前を見なさい、ということが書いてある。ボクの非常に少ない蔵書(買わないからね、ケチだから)中、一番、線引き、書き込みが多い本だと思う。
夕食=鳥の唐揚げのタルタルソースがけ丼(好きなんです)など。
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