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ルーティーンとは何か

 なにやら妙に疲れ、午前6:30にいったん起きてシャワーを浴びるも、また寝てしまう。結局、午前10:30頃出社。期せずして時差出勤になってしまったわけだが、電車が空いていて、非常に快適であった。
 1年生の授業。いよいよ(なんかいつもこんなこと言ってるようだが)、実技に入る。ルーティーン1および2とは何か? いわゆる定型業務です。この順番でこことここをこうやって、という一連の手技のパッケージですね。これをこれから数ヶ月かけて、憶え、できるようになってもらいます。
 何故パッケージ? どうして定型? 患者さんのニーズは個々別々なのでは? ごもっともな疑問です。
 たしかに患者さんが百人いれば、対応の仕方も百通りあり得ます。またそういう柔軟、多様な対応ができる治療家ほど優れた治療家であることも、間違いありません。
 が、そういう対応って、ベテランになってこないと、なかなかできない。ベテランになるまでどうするんですか? スタッフとして下働きしますか? 生活がもちませんよ、給料高くないですから。また、スタッフ待遇でいくら時間を経ても、治療家としての力って、ある以上にまでは上がってこないんです。
 そんな悩みに一発! だからルーティーンです。一通りのパッケージの中に、何とか治療を治療として成り立たせるエッセンスが入っています。これを体にたたき込んでしまえば、どう対応したらいいか悩むようなケースでも、それなりに患者さんを楽にし、喜んでいただけるぐらいのことはできるようになっています。
 ところで授業に、この間の3月に受講を全部終わった2年生(まだ卒業はしていない)が3人ほど、出て来ている。そういえば昨日の2年生準本科にも、単位はもう取り終えているHさんが来ていた。
 追加授業料もらっちゃおうかなぁ~。って、それはしません。大川学院では、卒業までは講義、どの部分を何度聞いてもらっても結構です(キッパリ、そしてまた自慢)。それで立派な治療家になってくれるんなら、おやすい御用。だいたい教える方の手間って、学生が多少増えたからって変わるものじゃないですから。
 Hさんは今日はまた事務局に来て、ほぼ丸一日、講義ビデオを見ている。頑張りますね~。
 夕方、近所のシーメンスのビル前の庭というか広場で、お弁当を食べる。ここが静かでよい。最近気に入っているポロロッカの鳥の唐揚げ南蛮ソースがけ丼である。これが夕食。

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