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トリガーポイントとは何か?

 40分ほど、昨晩とほぼ同じルートで朝散歩の後、午前8時出勤。
 午前10時、S社のSさん、新ホームページの使い方の説明に来てくれる。アクセス解析というのを初めて見たが、便利なものだね。ホームページに何人のアクセスがあったか、うち初めての人は何人だったか、どのページが何回見られたかなど、そんなことが分かるんだねぇ、ってヒジョー感心してるワタシはもう原始人?
 1年生の授業。松浦さんの座学は『扁桃炎、アデノイド』。ボクの実技枠も、今日は講義のみ=トリガーポイント・セラピー(TPT)について。
 トリガーポイント(TP)とは不思議なものである。筋肉中にできた硬結(しこり)なのだが、どういうわけか体の他の部分に痛みを飛ばす。この飛ばされた痛みを「関連痛」と呼ぶ。関連痛域に入った筋肉がまた別のTPを持ち、それでまた別の関連痛が生じ――と、この一連の現象をTPのチェーン・リアクション(連鎖反応)と呼ぶ。
 チェーンリアクションを起こしたTPは、非常に多くの場合、患者さんの慢性痛の訴えの主要な原因となっている。これをボクらは虚血圧迫という独特の方法でリリース(解放)する。次回からはそういったテクニックの流れであるR1(ルーティーン1)の練習です。
 慰安的要素の多いR2と比べ、R1はより治療的要素が高まります。具体的には、広くコンタクトし(手をあて)てリズミカルに操作することの多いR2に比べ、R1手技のコンタクトはより狭く(母指頭によるものなど)、操作は静止押圧(じっと圧を加え続ける)が多くなります。
 スタッフの羽生さんの頑張りで、つつがなく5月分のペイロール(給与計算)完了。オンラインで支払いセット。
 夕方に鳥のタルタルソース丼、サラダの夕食。

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