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ダー

2005_06_19_keitai_001 品川プリンスの足下のオープンテラス。いつもの通勤道から30秒ほど逸れた所なのだが、初めて踏み込む。午前9:15出社。
 通勤道である品川から東五反田にかけてのエリアには、非英米系白色外国人の方々が多くお住まい、のよう、である。お喋りに「ダー、ダー」が混じるのはロシアの人だろう。そういえば駐日ロシア通商代表部が近所にある。アントニオ猪木さんがロシアで試合をする(確か実際にあったような気がするが)と、「ダーッ」は、あっちの人たちにはさながら「イエーイッ」に聞こえるのだろうか? 
 2年生準本科の授業。4時から5時までは、本科どおり、松浦さんのスペシャル講義が入る。
2005_06_20_caplio_006 写真は準本科の授業を行うりらっくすステーション待合室に並ぶ、学院直営治療院のリーフレット一式。こうしてお互い紹介しあうことが、患者さんの安心感にもつながり、長い目で見ればそれぞれの院の売上にもつながる。
 リーフレットとは小型のパンフレット。こういうものは小さい方が家庭で保管していただきやすいのだ。デザインからしてバラバラなのに注目。何につけても院ごとの個性は最大限、重視されるのが方針である。
 授業見学の方、一人。1年生の授業を見ていただく。
 学校説明会が午後6時から。いつものように治療のデモンストレーションを、参加者の体をお借りして、お見せする。以下に参加者との一問一答。
Q「御著書の中で、カイロプラクターは物品販売を行うべきではないと書いておられます。御校の卒業生は物品販売をすることが一切、禁じられているのでしょうか? 物によっては患者さんが喜ぶこともあると思うのですが」
A「卒業生が自分で開業する場合、法に触れない限り、何をやろうと自由です。ですから大川学院として、卒業生に物品販売を禁止するというようなことはありません。これは直営店についても同じことです。
 実際、例えば腰痛患者さんのためのウエストベルトなど、どのみち患者さんが自分で買いに行かなくてはならないようなものを、治療院において原価でお分けする、というようなことは患者さんのためになることです。そういう物販ならいいことだと思いますし、それをやっている卒業生も少なからずいると思います。
 が、物販がメインになってしまい、治療がそのダシに使われるような事態は、何より患者さんのためになりません。ボクらの職業の社会的意義を根底から否定するものでもあります。だからボクとしては、そういうことを、折に触れて学生に訴えるわけです。が、繰り返しますが、卒業してしまえば何を売るのも売らないのも、当人の判断次第ということになります」
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Q「準本科への入学を考えています。日曜にしか時間が取れない身ですが、インターンはどのようにこなせばいいのでしょう?」
A「直営店には日曜にオープンしているところがたくさんあります。日曜に授業を受けに通っておいでになるその時間で、インターン研修を受けることができます」
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Q「カイロプラクティックの治療は、通常、どのぐらいの時間をかけるものでしょう?」
A「ケースバイケースですが、一般的には初回が60分、次回以降が45分ほどというのが一つの標準でしょう」
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Q「訪問治療に興味があるのですが、そういうことも卒後、できますか?」
A「もちろん可能です。治療家としての力さえつけてしまえば、場所を借りて開業するのも、訪問治療をやるのも本人次第です。
 が、ちなみにということで、経営的な面についてアドバイスさせていただくとすれば、訪問による治療というのはあまり良い方法ではありません。移動に時間がかかりますが、移動時間に対しては、患者さんに料金を請求しにくいからです」
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 夕食=グルメミートワールドで買った豚の頬肉など。

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