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説明会盛況なり

 午前7:45出勤。久しぶりに早い。何故かというと、今日はまた学院の準本科の、夏休み明け初日であり、想定範囲の内も外も、何かといろいろやることがある(あろう)からである。
 授業後、午後6時から恒例の学校説明会。おお、今日はまた多いですねぇ参加者の方が。来月から10月生の授業がスタートしますので、皆さん、学校選びもラストスパートですね。以下にQ&A:
Q「カイロプラクターは、賠償責任保険は入れるのでしょうか?」
A「まず賠償責任保険とは何でしょう? 我々が仕事の上で事故を起こした場合、例えば患者さんを傷つけてしまったりした場合に、本来なら我々が患者さんにお支払いすべきお金を、肩代わりしてくれる保険のことです。
 で、結論からいいますと、入れます。大川学院の卒業生であれば、弊校が提携している某大手保険会社の保険に加入できます。こういったものは民間の保険会社がやることなので、仕事に国家資格があるかないかは関係ないのです。
 保険料の上限は1億円です。我々の仕事の質を考えると、十分な額であると思われます」
Q「カイロプラクティックはアメリカ生まれですね。この仕事をやってゆく上で、英語ができた方が有利ですか?」
A「全然そんなことないと思います。日本で仕事をする限り患者さんは日本人です。また、勉強の面でも、カイロプラクティック関係の重要な書籍は、ほとんどが日本語に訳されています」
Q「時間に余裕のある期間を利用して、ビデオ学習により、スケジュールより先の勉強を自分で進めてしまうことは可能ですか?」
A「可能ですし、その気がおありならばドンドンおやりになることをお奨めします。
 大川学院の教材は徹底的にドキュメンテーションされています。つまり、学ぶ必要のあることは、テキスト、ビデオ、問題集などの形で必ず存在しているということです。具体的には、学院の全講義はビデオ化されていて学院内で見ることができます(貸し出しはしません。ダビングして売る人が出てきちゃうからね)し、教材も(リクエストしていただければ)前渡しできます。
 実技だけは、どうしてもインストラクターからマンツーマンで教わらなくてはなりません。そしてこれが一番大切でもあり、また修得に手間と時間がかかる部分です。だからこそ、それ以外の部分に関しては、可能な限り自分一人でも勉強を進められるよう配慮している、というわけです」
Q「評判のよくない学校ってあるんでしょうか?」
A「ぬお~っ、キレのいい質問ですねぇ。うーん、まあ、いわゆる大手の同業者で、違法なことを常態として行っているところは、ボクが知っている限りではないですね、というぐらいで勘弁してください。
 せっかくだから、これに関連して、ひとつアドバイス。鍼灸でも柔整でも、学校によってカラーというものがあります。が、どの学校の卒業生も結局は同じ国家試験を受けるわけですから、学校がやることのコアは同じです。一方、カイロプラクティックは、ご存じのように国家資格ではありません。よって、学校による差が非常に激しい。
 カイロプラクティックとはこういうものだ、という法律がないんですから、その学校のオーナーが「これがカイロだ」と思った瞬間に、そこではそれがカイロプラクティックなんです。で、これは、繰り返しますが、違法ではない。
 だから皆さんへのアドバイスというのは、とにかくカイロプラクティックの学校選びに際しては、現物をしっかり自分の目でみなさいよ、ということです。3段階方式を薦めます。
①学校説明会に行く
②授業見学に行く
③卒業生が開業している治療院に、患者さんとして行く
 ③はお金がかかってしまいますが、将来の仕事を決めようという瀬戸際です、必ずや賢明な投資となるはずです。卒業生を紹介してくれないような学校はハナからやめましょう」
 夕食=鳥の唐揚げ丼など。

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