内視鏡を飲む
ノドのあまりの痛さに、また10日ほど経っているのに症状が全く変わらないことの不気味さに耐えかね、にしや耳鼻咽喉科へ。内視鏡でノドの奥を見てもらったところ、食道ではなく、喉頭蓋の化膿であった。原理的には口内炎と同じで、見た目もそっくり。
喉頭蓋とは、字のごとく、ノドのフタである。肺につながる気道と胃につながる食道の分かれ目にある。水や物を飲み込む際、それらが気道に入らないよう、しっかりフタをするのだ。これの化膿は珍しいらしい。
しかし内視鏡って最近は手軽なものなんですな。いきなり「見てみましょう」と言われた時はちょっと緊張したが、鼻から、弱い麻酔を入れた後、スイスイとたちどころに声帯付近まで入る。痛みは全くないし、苦しくもない。どころかそのまま一緒にモニターを見ながら話もできる。もちろんこういうことは、簡単そうにやる人こそ、技量が高いのだろうが。
「これ結構、痛いんじゃない?」と先生、よくぞ尋ねて下さいました。痛いんです。寝れないぐらい。
西谷先生は手技が上手いのみならず、説明も非常に的確だ。院すぐとなりの調剤薬局のお姉さん方も素晴らしい。薬の飲み方、作用などにつき、いちいち、しかもレストランのウエイトレスさんのような笑顔で説明してくれる。そんな経緯で、薬嫌いのボクも今度ばかりは、痛み止めから抗生剤まで一式、素直に全部、処方通り服用させていただくこととする。
2年生の授業のテーマは変形性股関節症。脚の付け根の痛みを訴える、中年以降の女性に多い疾患である。亜脱臼つまり、はまってはいるのだが、浅い股関節を放置することによって起こることが多い。
また口の中は口の中で、別の口内炎ができてしまった。松浦さんにアメリカから買ってきたもらった薬、KANKAが早くも役に立っている。しかし喉頭蓋の化膿も口内炎のようなものだそうだから、めちゃくちゃ口内炎、できやすくなってしまっているようだ。いわゆる抵抗力が落ちているということか。
風邪は引かないんだけどね。「馬鹿は――」と言うからな。
夕食=またポロロッカの鳥唐揚げタルタルソース丼、サラダ。加えて今日は、タコ刺しを買ってみる。これに梅肉(ソース)をつけて食べるのが美味いのだ。さて梅肉ソースであるが、あまり置いている店はない、が、あったあった、さすがポロロッカ。
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