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座学「眼」、実技は「交差押圧」

Photo_18 いよいよ座学は「頭部」「脳」に関する項目が終わり、「眼」に入りました。「眼」はカイロプラクティックには関係ないのでは? と思われた学生さんもおられたようですが、実はそうでもないのです。「白内障」「緑内障」や「眼精疲労」「近視、遠視、乱視」等々・・・、一般的に話題になりやすい眼の病態というのは結構存在します。今回は、なぜ「近視」になるのか? 「眼軸」や「毛様体」のしくみを知り、はじめて理解された方が多かったようです。座学には、患者さんへのアドバイスのネタが満載です。
 また、前回の講義内容についての質問もありました。
質問『脳の髄膜にできる髄膜腫。テキストでは良性腫瘍と書いてあるが、悪性が発生することはあるのですか』
回答『良性腫瘍ができるところには、すべて悪性腫瘍はできる可能性があります。髄膜腫の場合も、割合は少ないですが、悪性腫瘍が発生することがあります。悪性、良性ともに腫瘍ができないのは神経細胞のみです。腫瘍というのは、細胞分裂の異常。神経細胞は細胞分裂しませんから、遺伝子のコピーの失敗はおきるはずがないのです。それから心臓。皆さん、心臓のガン、って聞いたことありますか? ないと思います。皆無ではないのですが、まずガンができることはありません。なぜだかわかりますか? 心臓は常に動いていますから、ガン細胞はとりつくしまがないのです・・・(大川学院長)』と、質問から話は「がんの一般論」まで広がっていきました。
Photo_19 実技は「交差押圧」という手技です。フェンサースタンスを使っての体重移動、手の当て方・・・。基本的な事柄ですが、皆さんは汗だくになって練習されていました(小梨)。

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