準本科の2年生 実技
今日も2年生は以下のように、大川学院長による実践的な実技の授業がおこなわれていました。
『リザルト・パッケージの実際においてはCMTは「飛び道具」であり、メインではなくサブであると心得るべきである。メインはトリガーポイントセラピーで、これは「つぶしが効く」、つまりコンスタントに成果をあげることができる「手堅い」技なのである。一方、CMTは時として著効を示す反面、痛みを増すリスクや事故を起こすリスクもはらむ。技術が未熟なうちは特にであるが、基本的に狙うべきは「著効」ではなく「手堅い」成果(和痛など)である』
『CMTの役割とは何でしょうか? フィクセーション(ブロック)のリリースによって、日常的に脊椎が円滑に動き、充分な固有覚が脊髄に入力され、ゲートコントロールが適切に働くようにすること。別の言い方をすれば、ディスアファレンテーション状態から脱させることである。結果として痛みの悪循環が絶たれ、主にトリガーポイントセラピーによって得られた治療効果が長引き、痛みの再発を防ぐことができる』(小梨)
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