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頚椎後縦靭帯骨化症とカイロプラクティック

Pll01Pll02 AS(強直性脊椎炎)や後縦靭帯骨化症、などの講義と、関連する検査法の実習が行なわれました。また、河江DCは、後縦靭帯骨化症とカイロプラクティックのかかわりにも言及されていました。
『頚椎後縦靭帯骨化症の患者さんの13%に胸椎黄色靱帯骨化症があるとの報告もあり、この病気は脊柱靱帯骨化の一部分の病気と理解した方がよいといわれています。病気の原因は不明です。胸椎の下位に起こりやすいことは胸椎と腰椎の連結するところ(ジャンクション)は負担がかかりすぎるところだからともいえます』
『軽微な外傷を契機として発症する、といわれています。軽微な損傷にともなう痛みが緩解した後、ラディキュロパシーやミエロパシーが出、検査してみると靱帯骨化症が見つかる、などといったパターンをたどるようです。石灰化とは損傷した組織を補強しようとする作用。これが「勢い余って」進行しすぎてしまった状態と、靱帯骨化症一般は解釈できます。このことから考えられるのは、無目的な頚椎のCMT、特に強いものを継続的に行うことは、慎まなくてはならないということです!』
 写真は、AS(強直性脊椎炎)の「病的所見は仙腸関節に認められる」というところで説明されたテスト法の練習風景です。(小梨)

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