今日は学校説明会の日です。今回モデルになられた方は、姿勢の歪みと首の症状を訴えられていました。問診、動作テスト、姿勢検査、触診にて、その症状の原因がどこにあるのか、順を追って探していくと、首周りに、トリガーポイントという、筋肉のコリの強いものがみられました。圧迫すると目の奥などに関連痛が生じます。筋肉の順応性短縮が、症状のもとになっていたようです。トリガーポイントセラピーとCMT(関節の矯正)によって、そのコリを解除、再発防止の姿勢改善法も説明されました。
安藤先生の施術と説明をちょこっと動画で紹介
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デモンストレーションの後は、大川学院長による「Q&A」がおこなわれました。
Q)
4月入学生と10月入学生が、1年生の間は合同で授業をやると聞きました。半年長くやっている4月生に対して、10月生が混じると、授業についていけないなどの不都合は生じないのでしょうか?
A)
そのようなことが生じないよう、前期はセミスペシフィックCMT(より実践的)、後期はスペシフィックCMT(より伝統的)と、ツータイプあるを手技を半年間づつ分けて学ぶよう、カリキュラムを工夫しています。
空手に例えれば、前期は「組み手」、後期は「型稽古」です。型をやらずにはじめから殴る蹴るをやっていると、確かに早く強くなります。しかし、その後が伸びません。一方、型ばかりやっていても組み手の試合には勝てない。
カイロプラクティックも同じです。伝統的なフォームと実践的なスピードとタイミング、これらの総合こそが肝腎です。
Q)
カイロプラクティックの適応範囲はどこまででしょう?
A)
腰痛や肩こりは当然として、その他でも非常に広い範囲の患者さんの訴えに、カイロプラクティックはお役に立てます。が、ここでいう「お役に立つ」は、お医者さんが言うところの「治す」とは、やや意味合いが違うことが多い点に注意、です。
例えば内臓疾患、胃潰瘍を例にとりましょうか。お医者さんは、その原因がピロリ菌であれば除菌をしたり、胃壁に既に穴が開いてしまっているのなら手術でそれをふさいだりします。が、カイロプラクティックでは、「手技による矯正→交感神経の緊張を緩和→胃腸の血行が改善→胃潰瘍が改善」というルートで患者さんのお役に立とうとします。患者さんの自然治癒力に働きかけて快復の「お手伝い」をする、のがカイロプラクティック的アプローチである、といえるでしょう。
交感神経とは何か、ですか? う~ん、体に緊張と血行不良をもたらす神経のネットワークです、と言っておきましょう。それ以上は専門的になりすぎますので…。
Q)
例えば花粉症やアトピー性皮膚炎もカイロプラクティックは治せますか?
A)
弊校は、確たる学術的な裏付けがない限り、カイロプラクティックがそれを「治せる」とは、倫理上、言うべきでないと考えます。この意味で、両者ともカイロプラクティックでは治せない。その他、がんや慢性関節リウマチ、肩の反復性脱臼、等々、あげればきりがありませんが、カイロプラクティックで治すことができないものなんて、当然ですがいくらでもあります。「何でも治す」という治療家がいたら、そもそも、それはインチキです。
では、しかし、そういった疾患において、カイロプラクティックがお役にたてることが何もないのかというと、これは、そうでもないのです。
例えば反復性脱臼であれば、脱臼しないような生活習慣、トレーニング法を指導したりできます。関節リウマチならば、筋肉のこわばりからくる症状を軽減させ、患者さんのQOL(生活の質)を向上させることができます。繰り返しますがリウマチは治りません。が、QOLは向上できるのです。
そういう意味では、花粉症やアトピー性皮膚炎に対してもカイロプラクティックが「お役に立てる」ことは、いっぱりあります。が、ここでも、そのわれわれの仕事は、お医者さん言うところの「治す」とは意味合いが異なるわけです。
【次回の学校説明会は11月4日(日)午後6時からです。スタッフ一同ご参加を心よりお待ちしております。】
(小梨)