ウォークスルー

日曜の準本科コースに通う学生は、自宅にて、本科の基礎医学の講義を収録したビデオを、所定の期日までに見て勉強してくる仕組みになっています。このような「IT学習システム」は、日本の一部の大学でもを取り入れているところがあり、新聞の記事によると、導入前と導入後、学生の成績を比較した場合、導入後の方が、確かに成績はよくなっているのだそうです。ビデオの場合、わからないところがあれば、そこを繰り返し見て勉強することができる、のがいいのではないか、という意見があります。
自宅で基礎医学を勉強してきた準本科の生徒さん。教室では、最後の仕上げとして「ウォークスルー」というものがおこなわれます。「ウォークスルー」というのは、簡単にいうと、学生さんが家でみてきた講義ビデオの内容、合計3時間~4時間のものを、30分間に要約して、講師が説明するというものです。
実はこれがなかなか大切で、30分間という時間に絞って、本当に大事なことをポイントにして講師が話をしますから、これを聞くと、知識の整理がしやすくなるのです。実際に患者さんに医学の知識を用いて説明する場合は、「ウォークスルー」のように、「わかりやすく、簡潔に、ポイント話す」ということが重要です。覚えた知識を、実践で使えるようにするためにも、より注目していただきたい時間なのです。
(小梨)
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