« カルテのつけ方 | トップページ | 腰椎椎間板ヘルニア »

バランスボールを使った体幹筋力の強化

 2年生では、河江DCの臨床テクニックの授業もおこなわれています。今日のテーマは「バランスボールを使った体幹筋力の強化」についてです。

『骨格筋は随意筋であり、使わなければその筋力は衰えます。体幹筋肉(コア・マッスル)が衰えれば姿勢を正しく維持することができなくなり、前回の授業で取り上げた「悪い」姿勢になりがち。ということで体幹筋肉を強化する方法についてお教えします』

『長時間同じ姿勢のままでいることを長期間続ければ、当然酷使する筋肉と萎縮する筋肉がでてきます。姿勢の悪い人は姿勢を維持する筋肉が衰えているのだという前提で、その衰えている筋肉を強化します。』

『体幹筋肉に筋力をつけるとは? ここで扱うものは骨格筋です。骨格筋の働きは、身体全体の動作のコントロール、関節の安定の他に姿勢の維持にも当然関わっています。体幹筋肉は身体のコアにあるため、骨格筋(随意筋)でありながら普段はその存在を意識しにくい。そこで姿勢に問題のある人は、自分の姿勢を意識的にコントロールできるようになるためにエクササイズを通じて神経系と筋肉の連携を高めてもらいたい。普段から無意識に良い姿勢を維持できるのが望ましいが、そこに行き着くためにはまず最初に自分の姿勢を意識的にコントロールできるようにならければならないのです。(河江DC)』

↓↓↓動画はバランスボールを利用した「プローン・ツイスト」というエクササイズを練習している準本科2年生の風景です。

(小梨)

|

« カルテのつけ方 | トップページ | 腰椎椎間板ヘルニア »