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実技、ルーティーン2が始まりました!

20090508 いよいよ本格的に身体を動かす実技の授業がスタートしました。授業のタイトルは「ルーティン2」。ルーティンとは、学院の直営院にて毎日おこなっている筋肉へのアプローチのことです。形式が2つあり、今回はその内の「2」の方の基本手順を授業で身につけるものです。
 実はこの「ルーティーン2」を学ぶ際、各テクニックごとに学習目的が設定されています。授業の中で随時説明していくのですが、その目的をわかって練習するのと、わからないでただおこなっている、というのでは、長い目で見た場合、成熟具合に大きな差があらわれてしまうものです。
 例えば、冒頭におこなう「肩つかみ」という手技。単に肩をつかむ、ということでしたら子供でも誰でもできてしまいますが、ここでプロの手技療法家として勉強すべきことは、「大きくつかむ」ということ。具体的には指先を食い込ませないように、広いコンタクト面でつかむ。
 慣れている患者さんは、ファーストコンタクト、つまり施術者にはじめて触れられた時に、その人がベテランの先生なのか、経験の浅い先生なのかを瞬時に感じ取ってしまうものです。レスラーがロックアップ(組み合った時)した瞬間に、相手の力量を推し量ることができるのといっしょですね!
 ということで、手技療法家になるためのはじめの一歩がスタートしたのでした。
(事務局長 小梨修司)

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