実技 ルーティーン1
実技は「ルーティーン1」に入りました。「ルーティーン1」は、別名「トリガーポイントセラピー」ともいいますが、大川メソードの3本柱である、「筋肉」「関節」「生活習慣の改善」の「筋肉」に該当する重要なテクニックです。
トリガーポイントとは、筋肉中にできるしこり(硬結)のことで、刺激が加わると、その部位だけでなく遠く離れたところに関連痛を発生させる特徴があります。硬結は筋線維がギュッと収縮してしまっている状態ですので、それらを放置しておくと、筋肉が骨をひっぱり、背骨、骨格の歪みや、関節の動きの低下の原因となることもあります。
「ルーティン2」の授業時とは異なり、毎回、筋肉の解剖学も勉強していきます。どこからどこまでその筋肉は付着しているのか(起始と停止)、どの関節にどう作用するのか? 皮膚の上からは触診できるのか? 硬結ができやすい場所はどこか? 関連通が広がるエリアは? などなど、 実技とミックスさせて憶えていくのです。
写真は自由練習で残って硬結(トリガーポイント)探しをおこなっている学生さんです。ある方が
「触診は観念を持ってやっちゃだめだね」
と言っていましたが、よいポイントをついています。
「Don't Think. Feel!」
名作「燃えよドラゴン」での、ブルース・リーの名言が思い出されますね(学生さんには言いませんでしたが・・・)
(事務局長 小梨修司)
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