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採点シートを使っての復習

20090912 セミ・スペシフィックCMTは新しいテクニックの説明がすべて終わって、「採点シート」を使っての復習に入りました。大川学院では、各テクニックごとに実技テストが設けられていますが,テスト前には必ずこの「採点シート」を使って、手技の手順、ポイント、理屈の確認をおこなうようにしています。今日は胸椎CMTの確認の日で、本番さながら、一人一人皆の前でおこなってもらいました。
 テクニックをはじめて練習するときは、どんなものでも見よう見まねで試していくものです。しかしながら、「なぜそうやるのか?」という理屈がないと、とたんに自己流に変化してしまうものでもあります。「理屈」もあわせて憶えることで、正しい「型」が憶えられますし、また、いったん憶えたら忘れません。「言葉」で表現されているものを、「言葉」で理解していることは、練習を重ねていくうえで大切な点です。
 また、授業時間内は、学生さんができるだけ多くの方の身体をモデルとして触診できるよう、組み合わせを替えるなど心がけています。私も学生時代に経験がありますが、ほんとうにいろいろな触れ方をする同級生がいるものです。性格がせっかちな人はせっかちな触り方、やさしい人はやさしい触り方をするもの。その感覚を体験するのもよい勉強になっていることでしょう。
(事務局長 小梨修司)

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