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「下位頚椎のCMT」

 実技は「下位頚椎」に入り、「サービカル・ブレーク」と「ロータリー・サービカル」の練習をおこないました。いずれも頚椎の矯正法としては昔からよく使われています。代表的なカイロプラクティックテクニックですね。
 授業はまず頚椎の触診からスタート。繰り返しの練習のお陰で、だいぶ学生さんの触診のスピードもあがってきたようです。椎骨をとらえることができたら、後は
「スキンスラック(皮膚のたるみ)をとり除くと同時に、頚椎を回旋させながら反対側へ術者は立ち位置を替える。操作手の前腕は水平を維持し、その段階で中指頭は関節突起柱の背側にコンタクトしている。安定手は・・・」
などなど、テキストに沿って、いくつもの手順とフォームを、一つ一つ確認しながら仕上げていきます。↓↓↓
       200912082
 背臥位(仰向け)でおこなうロータリー・サービカルも、手順を憶えるまでが一苦労です。↓↓↓
       200912081
 これらの「型」の練習を通じて治療家に必要な学生さんの身体能力はいつのまにか磨かれていきます。成果は将来必ず現れますので、あきらめず「継続」することが何より大切です!

付記
 今日は1年生本科は年内最後の授業でした。地方から上京された学生さんは帰省されるようですね。また新年にお会いしましょう!
(事務局長 小梨修司)

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