第1肋骨頭テクニック
1年生の実技は、胸椎CMTの授業が続いています。今日は「第1肋骨頭テクニック」からスタート。これは、上位胸椎の矯正法としてよく使われる「コンビネーション・テクニック」を応用したものです。(授業で使っているテキスト↓↓↓)
第一肋横突関節、肋椎関節の、下方への「関節の遊び」の低下を改善するために使用します。関節が硬くなることで出てくる症状については2年生で詳しく学びますので、1年生は、まずはテクニックの習得に時間をかけます。身体の器用さを養うためには繰り返しの練習が必要だからです。
例えば、このテクニックはスラストの方向(LOD)が頭方から足方(S→I)。術者はかなりの前傾姿勢にならなければなりません(フォームを練習する学生の皆さん↓↓↓)。
なんとか手順を憶えた後は、ノンスラストテクニックである「交差母指(CROSSED THUMB TRANSVERSE)」「指頭TP(BILATERAL DIGITO TRANSVERSE)」などの練習に入りました。実技テストは1週間後です。
(事務局長 小梨修司)
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