腰椎のCMT 「ランバーロール」
1年生の実技は腰椎、仙腸関節のモーション・パルペーションが終わり、腰椎のCMTに入りました。今週月・水は「サイ・MP・三角筋テクニック(THIGH TRANSVERSO DELTOID)」で側臥位の基本を時間をかけて学び、今日は「坐位 腰椎回旋テクニック(TRANSVERSO DELTOID他)」3種。そして「ランバーロール(LUMBAR ROLL)」を学びました。こちらは「ランバーロール」のテキスト↓↓↓
一度憶えてしまえば大変使いやすいテクニックですが、手順が多いので今回は触診まで。このテクニックは「ゆるみの位置」というものを特定して手技をおこないます。「ゆるみの位置」というのは、その関節にとって不安定なポジション。逆に手技をおこなう側にとっては「関節を楽に動かせるポジション」といえます。
椎間関節の「ゆるみの位置」は軽度屈曲位です。椎間関節の関節面同士が少し離解していて、かつ周囲の靱帯は張力を増していない。このような位置というのは不意打ちもくらいやすいもの。軽く腰を曲げた状態でギックリ腰になることが多いのも、この「ゆるみの位置」が関係しています。
早速、「棘突起の間が少し開く位置(=「ゆるみの位置」)」を触診している学生さん↓↓↓
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皆さん集中して取り組んでおられます!
(事務局長 小梨修司)
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