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「下腿触診」

 1年生の実技「R1」は、ストレッチ(大腿四頭筋、前脛骨筋、下腿三頭筋)、虚血圧迫(足底の固有筋)、関節操作(足のMP関節)と進んできて、今日は下腿の「触診」に入りました。これから先の手技は、筋肉ごとに「触診」→「虚血圧迫」→「触診」→「虚血圧迫」という繰り返し、流れになります。
 下腿後面には、腓腹筋とヒラメ筋が存在しますが、前者は頭方に、後者は足方に比較的硬結を持ちやすい傾向があります。この硬結を手で感じとること、と同時に心地よいマッサージ効果を出せるかどうか、が練習のしどころです。
(筋を手で凹ませたり伸ばしたり、形を変えながら、筋中に硬いところがないかどうかを調べます↓↓↓)
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 触診はなるべく広いコンタクト面を使っておこないます。多くの情報を手から得るためと、患者さんの快適さを考えてのことです。よって十分腰を落とす、両前腕を矢状面上にもってくる、などのフォームの調整が必要です。フェンサースタンスやカイロテーブルのリーンなどはもう言うまでもないですね。(↓↓↓)
201006111
201006112
(事務局長 小梨修司)

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