1年生/実技風景/四肢のテクニック②
前回に引き続き、触診が続きます。はじめに「膝関節の前後の滑り」。これは実際に関節が1~2㎜滑るのを感じる、指先の感覚を養うにはうってつけの手技です。整形外科的テストとしては、十字靱帯の状態を調べるために使っているものです。
次の「第12肋骨の触診」は、相手(モデル)によってやり易かったり難しかったりします。学生さん同士でいろいろ試すと面白いですね。
体の使い方と指先の感覚は、どれだけ練習したかが重要です。学生の時により多くの人を触らせてもらうといいでしょう。頑張りましょう!
(インストラクター/いけがみ整体院副院長 早川卓)
(↑↑↑ 膝関節の前後の滑りの触診を実演。膝眼に母指頭~母指腹を当て、大腿骨に対しての脛骨の前方、後方への滑りを触知します。滑りを制限しているのは前・後十字靱帯です。)
(↑↑↑ 解説を聞いた後、学生さん同士で練習し合います。)
(↑↑↑ こちらは「第12肋骨の触診」。第12肋骨や第11肋骨の先端は折れやすいので、決して不用意に母指や肘で押圧してはいけない部位です。事故を防ぐためにもこの触診は重要です。また、坐位でおこなう場合、患者さんの身体を動かせることがメリットです。もっとも触診しやすいポジションを探すことも課題の一つです。)
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