2年生準本科 実技(TPT)
2年生で実技インストラクターを担当している苅田大蔵です。
TPT(トリガー・ポイント・セラピーの略)の授業です。血行不良や顕微鏡レベルでの筋線維の部分的な損傷により、筋肉に発生した硬結をTP(トリガー・ポイント)と呼びます。TPは刺激に対し過敏になっていて、圧痛も生じます。また、活性化の度合いによっては、その部分だけでなく、遠隔部位に痛みやシビレを飛ばすという特徴も併せ持っています。
このTPを「虚血圧迫」という独特の手技、ストレッチで緩めていくのがTPTです。
2年生では、TPの触診とリリースの練習だけでは終わりません。ペアになった学生同士、相手の手技のわずかなポイントのズレをも感じ取ることが要求されます。感じることができたら、それを相手に口頭で伝えなければならないのです。
(↑↑↑ 相手の手技を受けて、改善すべき点を口頭で的確に説明することの重要性を説く大川学院長。治療院経営でこのスキルは必須。なぜでしょうか? それはスタッフを一人前に育て導くためなのです。スタッフを雇用する場合、スタッフの成長度合いが院の経営を左右します。)
患者さん役の学生は、うつぶせの姿勢のため、どこをどのように触られているのかを目で見ることは出来ません。ピンポイントで正確に当てた時と、わずかに外した時の差を感じ取ること。場所がずれているのであれば、その差を修正させるために、施術者役に、どの方向へどれくらい動かすのかを正しく口頭で伝えるのです。
このような練習をお互いが繰り返すことで、身体の鋭い感覚と、言葉による伝達能力が鍛えられていきます。
(↑↑↑ 大腿二頭筋の触診を実演しているところ。受けている学生は、ピンポイントに当てた時とわずかに外した時の差を感じ取っています。)
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